どこいく介護タクシー

三重県津市半田の介護・福祉タクシー  国土交通省中部運輸局 中運自旅二第135号許可

プロフィール

介護タクシーを始めたきっかけ

東北大地震のあった2011年の9月に米国から日本に戻ってきました。

帰国後、地元と名古屋の旅行会社で働きましたが、20歳代のころに働いていた旅行業界とは時代はすっかり変わっていました。スマートフォンで旅先の情報だけでなく、航空券もホテルも自分で手配が出来る時代になり、別の形で人の役に立てないかと思いました。

運転好きな私は、ロバート・デニーロ主役の「タクシードライバー」に憧れていました。 個人タクシーを開業するには、タクシー会社に10年働かないといけません。また、制服着用が義務つけられており、サンフランシスコで見ていたポロシャツにジーンズ姿のタクシードライバーには日本ではなれません。
サンフランシスコ在住の時は、友達の友人が日本から観光に来る際は、運転手兼ガイドで
ヨセミテ国立公園に釣りキャンプ、ナパバレーまでワイナリー巡り、野球観戦など案内していました。

日本帰国後、今の日本社会は、何が必要なのか生活してみないとわからない。
車の運転が好き。制服がちょっと苦手。旅行好き。個人で事業ができる。
高齢化社会の進む日本で、私が人の一助ができるのは、介護タクシーかなと思い立ったのでした。

2種免許は、自動車学校ではなく、家の近くにある三重県運転免許センターで取得しました。
いわゆる一発試験です。
免許取得以来、事故歴皆無で運転に自信のある私は、3回、もしくは、よく通って6回くらいで路上試験受かるだろうと思っていました。試験官曰く「2種免許は難しいよ。途中であきらめて教習所に通う受験者もいる。」と忠告を受け、結局、13回目の路上試験で合格しました。

その後、三重県社会福祉協議会が主催する約130時間の講習に参加して介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)を取得しました。

介護タクシー開業手続きは、行政書士に依頼せずに、自分で必要書類を集めて、複雑な書類審査をクリアして営業許可を取得しました。既に開業されている介護タクシー事業者様に連絡を取り、見知らぬ私に開業手続きに必要な情報を教えてくれたおかげです。同業者で切磋琢磨して介護タクシー業界の向上に努めたいと思った次第です。

スロープ付きワゴンは、ネットで調べて香川県にある福祉車両専門店の坂出自動車様から購入しました。津市役所で仮ナンバーをもらい、行はバス、帰りは購入したワゴンで津に戻ってきました。

サンフランシスコでは、デパート、レストラン、コンサート会場、映画館、ボールパークで、車いす利用者も健常者と一緒にお出かけを楽しんでいます。介護が必要な高齢者や障害者の足として、病院や施設への送迎だけでなく、小旅行、買い物、スポーツ観戦、冠婚葬祭など、生活を楽しむ一助をしたいと思っています。

訪日旅行を希望する日系人、外国人の交通移動を介助するドライバーも目指したいと思っています。