| サンフランシスコから580キロ、車で約7時間走って、マウントホイットニーに到着。

標高2548メートルのトレイル入り口を16キロのバックパックを背負って、午前5時半出発。
午前8時 Outpost campで焼きそばで朝食。 ここまでの距離5.6キロ。標高3159メートル。
この先から、トレイルが雪で覆われていて、どのルートを選択するのかわからず、勘と状況判断を頼りに進む。結局、トレイルは、残雪で埋まっていて、マップに記載されていないルートを他の登山者の足跡を辿って歩いた。
1時間ほどロスして、午後3時、 標高3658メートルのTrail Campに到着。スタート地点から距離9.6キロ。
テント設営後、頭痛。食欲なし。レンジャーステーションでもらったうんこ持ち帰り用パックに排便。少し回復するが、テントの中で、スースーハーハーと深呼吸しながら、横になる。夕食は食べなかった。
夜中、風が強くなってきて、片山右京さんの遭難事故が頭に浮かぶ。風を避けるため岩の陰にテントを張ったが、この岩が地震で倒れてきたら 終わりだ、と想像してしまう。が、いつの間にか寝てた。
翌朝、午前6時起床。まだ高山病から回復していない。標高4418メートルの頂上まで残り8キロ。体力、気力、そして登山技術の未熟さで、下山することに決める。
前日にテント張り、この先の頂上までの雪の急斜面のルートを見た時点で、既に諦めていたのが、正直なところです。
また、うんこがしたくなってきた。 1泊2日のキャンプで2度も排便をするとは、思わなかった。におい消しの薬品が残っていない昨日のうんこお持ち帰り用パックを開けて排便。やばいわ、今日のは、固くないよ。これ持って下山だ。排便後、少し回復。コーヒーとスナックで軽く朝食。
午前10時、ゴミ袋の中にHuman waste Packを入れ、バックにくくりつけて下山開始。ほんのかすかに臭う自分のうんちには、人間、なんとも思わないものである。正午に、昨日、朝食を食べた
OUTPOST CAMPでラーメンを食べる。美味いわ。標高3159メートルだと食欲がある自分を発見。
ダイエットするには、標高3500メートルで生活すれば良さそうだ。
午後2時半にトレイルスタート地点に無事に到着。
早く下山したので、帰りに戦時中、1万人以上の日本人、日系人が収容されていたマンザナー収容所を見学。日本語表記だと日系人強制収容所、英語表記だとManzanar
War Relocation Center。イメージが全く違う。
資料館で強制収容所での暮らしぶりを知り、日系移民の歴史を学ぶ。 この収容所で亡くなられた百数十名の日系人のために、灼熱の荒地に立てられた慰霊塔の前で手を合わせてきた。この慰霊塔に誰献花されていた黄色い花がとても印象に残った。
マウントホイットニーとマンザナー収容所見学、そしてうんちで、生きるってことについて考えさせられた。

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